一年振りにハウステンボスに訪れたらVRの館がVR-WORLDに変わっていた話
何気に絶叫マシーン
2021年になっても相変わらずコロナ禍は継続していますが、今年もせっかくなのでGWを利用して行って来ました。緊急事態宣言は出ていないときです。偶然にも今年リニューアルオープンした「VR-WORLD」を体験してきたので利用条件、基本情報、感想などをまとめてみました。
最初に断っておきますがいわゆる「VR酔い」に弱い方は要注意です。私は「ギリセーフ」でした。
今回の記事はVRに特化したお話ですが、平日のハウステンボスの様子などはこちらの記事で触れています。
VRの館が「VR-WORLD」にリニューアルオープン!
VR系のアトラクションはハウステンボスに関わらず人気ですね。今回も朝イチで昨年(2020年)訪れた「VRの館」に向かったのです。
付近まで来た時、違和感に気付きました。VR系アトラクションっぽい雰囲気はそのままなんですが、よく見ると別の看板になってました。入り口も名称も去年と変化しているのです。
ただ場所だけはそのまま同じところ「アトラクションタウン」にありました。
公式サイトを見ると
「VRの館がよりリアル&スリリングになってリニューアル」
とありました。いや~全然知りませんでした。
公式サイトはこちら「VR-WORLD」※営業時間などは最新情報をご確認ください
VR-WORLDの利用条件は?
利用条件などを纏めてみます。まず基本情報としてVR-WORLDのアトラクションは2種類です。
アトラクションの種類
- 激流ラフティング
- ウルトラ逆バンジー
余談ですが、去年の旧名称「VRの館」では「エアトーン」「ブロックブレイカー※VRのジェンガ」これに「ウルトラ逆バンジー」の3種類が体験可能でした。
ウルトラ逆バンジー以外のプログラムが今年無くなっているとは思いませんでした。
利用条件ですが、それぞれ内容が微妙に異なるので分けて記載します。
激流ラフティング
年齢 | 7歳以上 ※7歳以上13歳未満については保護者の同意が必要です。 |
身長・体重 | 体重150㎏未満 |
車椅子の方のご利用について | 同伴者の方の付き添いの上、乗り換えが必要です。 |
妊娠中の方のご利用 | ご利用できません。 |
その他 | 一部、水に濡れる演出がございます。 |
所要時間 | 12分 |
次に「ウルトラ逆バンジー」です。
ウルトラ逆バンジー
年齢 | 7歳以上 ※7歳以上13歳未満については保護者の同意が必要です。 |
身長 | 100cm以上 |
車椅子の方のご利用について | 同伴者の方の付き添いの上、乗り換えが必要です。もしくは、ゴーグルとヘッドホンのみの利用が可能です。 |
妊娠中の方のご利用 | ご利用できません。 |
その他 | 一部、水に濡れる演出がございます。 |
所要時間 | 15分 |
気になるのは「水に濡れる」ですが、別にびちょびちょになる事はないので大丈夫です。細かな水滴が飛ぶような演出があるためです。
早速行列に並びます。写真の待ち時間は35分とありますが午後の混んでいた時のものですね。我々は開園してから1時間経過してから訪れた時の待ち時間でしたがそれでも15~20分待ちでした。
★注意★ この待ち時間ですが「もの凄く空いている日」の待ち時間です。土日ですと「90分待ち」もざらですので可能であれば整理券を活用されることをお推めします。
入り口から入るとスタッフから「ラフティング」か「逆バンジー」どちらか聞かれますので希望のコースを伝えます。どちらも初めてでしたが、とりあえず最初はあまり怖そうじゃない方の「ラフティング」にしました。
選択したコースの列に誘導されました。列の先頭はこんな風になっています。
待合室ですがさすがに今年リニューアルされたばかりですので白い壁もピカピカでした。
激流ラフティングを体験
並んでいる間に薄いフェイスマスク(紙製のガーゼみたいな)を手渡されます。VRヘッドセットと顔の間に挟んでおく必要があります。一昨年別のVRのアトラクションでもこれを着けるようになっていたのでコロナ感染対策では無くて、汗をかく人もいるので衛生面への配慮かと思います。
さて、いよいよ激流ラフティングの体験です。列の先頭から通路に案内されます。通路はジャングルっぽくなっていて気分が盛り上がってきます。途中にあるボートのディスプレイも臨場感を醸し出しています。
去年ですと3種類のVRは一箇所の大部屋に混在しておりその中で行列が3種類形成されていました。リニューアル後の今回はそのようにはなっておらず、激流ラフティングはそれ専用の通路とボート乗り場になっていました。要は閉鎖されたそれ専用の空間です。
ジャングルっぽい通路の突きあたりは、ジャングルっぽいディスプレーが施された大部屋でした。
部屋の中央には巨大な4人乗りの赤色のゴムボートがありました。ボートは2艘だった気がします。一度に合計8名までさばけるということですかね。このペースですとなかなか混んでいる時は厳しそうです。この日はラッキーです。
ボートの脇には荷物置き場があり、自分のバッグ。アクセサリー、スマホ等を預けることが可能でした。やはりボートが揺れるということでここはスマホ等を預けることに。
まず、座席に着席してシートベルトを締めます。そのあとはVRヘッドセットを装着します。VRをかけてピンぼけする場合はピント調節機能のネジを自分で調節します。不安がある方や、良く判らない場合はSTAFFさんにお願いすれば教えてくれます。
いよいよ激流ラフティング開始!
場内アナウンスが開始を告げます。暗転した画面が明るくなるとあたり一面ジャングルです。四方八方がもうアマゾンです。
ボートは大きな池の中央に浮かんでいました。驚くことにすぐ近くには大型草食恐竜が沢山いてのんびり葉っぱなんかを食べているのです。
そして当然VRですので後ろをみたり上をみたり下をみたりキョロキョロしてみます。どちらを向いても完璧なジャングルでした。
映像も流石に映画のようなCGとまでは行きませんが、ハイエンドPCでも到底映し出せないようなリアルな映像でした。
アトラクションですが、タイトルにありますように「激流川下り」が始まりました。途中肉食恐竜に襲われたり、踏まれそうになったり、噛まれそうになったり、滝壺に落下したりと息つく暇も無いほどでした。
ボートですが、壁に当ったり、恐竜にぶつかったりする映像に合わせてボートが動きます。もう「ガックンガックン」動きます。
2021年の最新の「VR+ライドシステム」の組み合わせが成せる技なのでしょう、動作に違和感が全然ありませんでした。臨場感が半端無いです。
特に「これすごいなぁ〜」と思ったのが滝つぼに落ちるシーンでした。本当に自分が乗ってるゴムボートが「ガチ」で落下するような感覚に襲われました。おもわず「うぉおおお」って呻き声が漏れました。いやーしかし、これどうなってるんだろ。外から様子を見てみたいです。
最後まで冒険を終えました。その迫力ゆえに安全バーを強く握っていたため、腕に軽い疲労感が残っていました。
しかしなかなかすごかったです。貴重な体験ができました。これこそエンターテインメントです。
そして今回私はこのアトラクションは「1回しか」体験しませんでした。2回目はひょっとすると「酔ってしまうかも」と思ったのです。
普段私は車酔いに強い方で、クルマ酔いにはここ30年はなった記憶がない程です。が、それでも「2回目はパス」したぐらいです。
拡張現実ARの方のアトラクション「ジュラシックアイランド」は全然大丈夫なんですけど。
VR酔いに弱い方はご注意ください。最後にちょっと改めてまとめと補助的な情報です。
激流ラフティングまとめ
- VR酔いの方は要注意
- 迫力が半端ないです ※キョロキョロしましょう!
- 行列が出来やすい ※12分8名ペースなので朝、開園と同時にダッシュです
- 整理券配布を行う場合があります ※TDLのファスパスみたいな
- 営業時間は9時〜21時 ※ご確認下さい
次ページはウルトラ逆バンジーのお話になります。よろしければご覧ください!