ジュラシックアイランドがパスポート対象になったので挑戦しました。アトラクションの参加方法、移動時の注意点、体験後の感想などのまとめです
ジュラシックアイランド「AR Shooting」って何?
以前は有料だったこのアトラクションの名称は ジュラシックアイランド「AR Shooting」です。シューティング系のアトラクションです。
端的に言いますと、
「スマートフォンが付属した小銃を持ちながら森を探索し、AR(拡張現実内)画面に出現した恐竜を銃で倒すゲーム」です。
森の中をキャッキャッしながら走り回るアトラクションです。そしてこの森はハウステンボスから六キロ離れた無人島にあります。
最初に言っておきます。メチャメチャ楽しいです!
ただ時間がかかります。ハウステンボス公式でも「このアトラクションは結構時間かかります」と明記されているぐらいです。
どれくらいかというと「約2時間20分(片道40分+島での滞在時間60分)」です。
以前はパスポート対象外だった「ジュラシックアイランド」
初めてハウステンボスに行った時に年間パスポートを購入したんですが、その時このアトラクションはなんと「別料金」でした。
以前はいくらだったのかを確認してみたところ、パスポートで無料になる前の料金は2,100円(ハウステンボス⇔ジュラシックアイランド船賃も含む)でした。これは結構なお値段です。
家族4人だと8400円です。深層心理レベルでこのアトラクションをスルーしていた理由を今思い出しました。
話はそれますが2019年夏時点でのハウステンボスの年間パスポートは何でも乗り放題ではなかったのです。「年間パスポートをお持ちの場合でも別料金になります」というアトラクションが少なくなかったのです。
なんと観覧車も別料金でした。確か600円だったと思います。
他にも「光と噴水の運河クルーズ(400円)」とかですね。
最初それを見た時「?」状態でした。「パスポートの意味って!?」と困惑したのを覚えています。
昨年(2019年)の10月になってある日突然、ハウステンボスの年間パスポートの内容が更新されました。このアトラクションもパスポート対象(つまり追加料金無し)に変更されたのです。
それもあって、2019年の冬に訪れた際にこのアトラクションにも初めて挑戦したのです。
アトラクションに参加するまでの準備
ハウステンボスのパレスハーバータウンの奥の「マリンターミナル」に向かいます。こちらは入場ゲートから歩くと15分ぐらいかかりますのでパークバスで移動した方が良いです。
■受付場所:ハーバータウン無人島ジュラシックアイランド発券所
で受付を行います。
■乗船場所:マリンターミナルに向かいます。
早速乗船です。無人島への探検船の名前は「モササウルス号」というらしいです。
自分達が乗船した時、既に出発時間ぎりぎりでしたがちゃんと座席に座れました。
船の定員が40名なので全員座れるように考慮されているのでしょう。片道40分座れないのはきついですから、その点はちゃんと考慮してくれているようです。
船の内部は結構しっかりとしていて内装も綺麗で空調も問題無かったです。移動中の船内ではアトラクションの説明や、ハウステンボスの紹介映像等が流れていました。
片道40分の船旅ですが、窓から見える周囲の小さな島や海の景色が奇麗でした。退屈はしませんでした。
この日は冬の日の曇りでしたが「晴れているともっと気持ち良かったろうな」と思いました。
「モササウルス号」が桟橋に到着したので下船です。
海の水がとても綺麗です。
船着き場からアトラクションの入口(ベースキャンプ)まで徒歩で移動です。
集合場所までの途中、舗装されていない道を歩くことになります。
雨の日なんかだとぬかるんだりしているだろうし「大丈夫かな?」と思いましたが、雨の日はそもそもアトラクション休止するでしょうね。
そういう心配をしてしまうほどに、集合場所までの山道は土むき出しでした。
公式サイトで「天候により船の運行ダイヤは変わります」と案内があることからこのアトラクションを絶対に体験したい場合は、天気予報は「要チェック」です。
結構滑りやすい山道を手すりのロープを頼りに移動していきます。
足腰に自信の無い高齢の方や、車椅子などでの参加は厳しいかと思われます。※事前に説明はされると思いますが。
アトラクションのスタート位置のベースキャンプに到着すると、説明係の人がいてアトラクションの説明をしてくれます。
「わたしが隊長だ!キットと呼んで欲しい!!」ってノリノリで言ってました(⊙ꇴ⊙)
説明の内容としては「これから何をするか、またどのような武器を選択し、どのように使うか」を説明してくれます。
AR シューティングですがVRではありません。
ヘッドマウントディスプレイユニットを装着するわけではなく、武器に装着されたスマートフォンの画面を山に向けると恐竜の足跡や姿が見えてくるというものです。拡張現実ですね。
ブリーフィングエリアの後ろにはトイレもちゃんと設置されていますので、安心です。
シューティング開始!
早速開始です。
ちなみにこの画面などは撮影が禁止されているのでここからは残念ながらプレイ中の写真や映像は記事ではご紹介できませんのでご了承ください。
開始してあたりを探索しながら歩いていると、画面に警告が出てきます。
そちらの方向に銃口(+カメラ)を向けると地面に恐竜の足跡が見えます。その足跡を頼りに周囲をさらに探索すると恐竜が現れるのです。
肉食恐竜は襲ってきます。その恐竜に向けて銃のトリガーを引くとAR中の恐竜にダメージを与えることができます。
基本的には自分一人でスコアを積み上げていくゲームです。
倒した恐竜の数によってスコアが自分の端末に記録されます。
注意点としては「草食恐竜」は撃ってはいけない事です。スコアが減ります。
恐竜に攻撃を受けると端末の画面にガラスのヒビが入ってダメージを受けているような効果エフェクトが発生します。
ダメージが蓄積すると攻撃が出来なくなります。一定時間経過すると回復します。
ファーストステージの広さは40×40メートルほどの区画になっておりそこから先はプレイヤーが移動できないように柵で囲んであります。
※広さは体感ですので実際とは異なるかもしれません。ご了承ください。
さっそく自分もエリアを隅々まで歩いて恐竜を探します。
が、なかなか恐竜が見つけらません。しかも草食恐竜撃ちまくってしまってヘロヘロでした。
上手な人はこのステージをクリアしてどんどん次のステージへ移動しているようですが、自分はクリアすることが出来ず焦りました。
恐竜が出てこないんですよね。何が悪かったんだろう。
迷子というか見当違いの場所を探索していると、アトラクションのスタッフが「こちらの方にはもう恐竜は出ないようですよ」って教えてくれます。
優しいです。
次のエリアでは大きな恐竜が頭上に出現して我々を襲ってきます。
それに対して全員で攻撃を加えるステージが開始されます。
協力プレイでは無いのでしょうが、皆さん楽しそうに「ワーワー」言いながら頭上に向けて撃ちまくるのでこの時はMAXで盛り上がっていました。
このステージが終わると最終結果発表があります。
一番スコアの高かった人が発表されて皆からの拍手で讃えられます。(羨ましかったです)
アトラクションが終了したら武器を返却した後、船着き場へと来た道を戻ります。
ゲーム後の微妙な疲労感も残ったまま、帰りも歩き難い道を戻りますので若干疲れます。気を抜いたら転びそうです。
乗船してまた最初の「ハーバータウン」まで戻ります。帰りも当然「片道40分」です。
まとめと感想
時間に余裕があるならば、こちらのアトラクションはおすすめです。
なんといっても以前は2,100円だった別料金が今は「パスポート対象」なのですから体験しないと損です。
やはり往復80分という移動時間はちょっと考えものですが、体験しておくのも有りです。
ポイント
- 乗船前に年齢制限を良く確認して下さい ※未就学児はアウトです
- 船旅の移動時間が長いので暇をつぶせるような準備が必要です
- 滑りやすい靴は危険です
- 乗船前にトイレは行っておきましょう
- スマホ用のポータブル充電器はあると安心
ただアトラクションの内容からすると、移動に片道40分もかかるような無人島まで移動しなくてもハウステンボスの
「パークの中でも何とかなったのでは?」とは思いました。移動時間が長いのが惜しいところです。
アトラクション自体はとても楽しいのでそこが難点かもしれませんね。
あといたるところに恐竜やら古代生物が居てそのクオリティには圧倒されますよ。動く恐竜も居ました。撮影スポットが沢山あって退屈しないです。
最後に基本情報を纏めてみました。
基本情報 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
利用料金 | パスポート対象 | パスポートは必須です。 |
年齢制限 | 13歳未満の方は、保護者の同意と同伴が必要 | 未就学児などARゲームにご参加できない方も乗船のみは可能ですが、着桟後は船内や桟橋周辺で待機となります。 また歩行および妊娠等で不安のある方は怪我などのリスクがありますのでご検討ください。 |
移動時間 | 片道40分×2=80分 | ハウステンボスからの直線距離:約6kmなので結構かかります。船の乗船人数は40名です。 |
島の滞在時間 | 約60分 | プレー時間は30分です ※上と合わせて所要時間は「2時間20分」です |
服装 | 動きやすい服装で臨みましょう | スカートやハイヒールだと厳しいです |
でもまた行くと思います。間違いなく楽しいです!!
次回気を付ける点としては、船の中で時間を潰せるように準備を怠らないようにする。ぐらいでしょうか。往復80分間スマホをいじるのであればバッテリー切れにご注意です。モバイルバッテリーは必須ですかね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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