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【ガンプラ】40年振りに組み立て!! 550円での神クオリティーに驚愕!ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)レビューなど

箱なしガンプラのエントリーグレード1/144ガンダムを組んでみたので感想とレビュー

ガンダムが好きなのですがプラモデルにはあまり手を出していませんでした。 やはり上手い人の作っているのを見ると塗装が凄かったり、スジ彫りやスミ入れなどの技術に圧倒されてしまいました。そして、そこまで拘る時間も体力も技術も無かった為、今まで手を出すのはためらっていました。

 ですが最近のガンプラは素組みの状態でもかなり出来が良くなるそうです。技術の進化とは凄まじいですね。

 今回のガンプラ製作のきっかけはヤマダ電機のポイント期限切れ警告メールが届いたことでした。

失効予定は300ポイントでしたのでそんなに焦る金額では無かったのですが、せっかくなのでポイントで何か買うことにしました。ヤマダのプラモデル売り場を歩いていたところ、エントリーグレードをたまたま見かけてしまったのでおもわず買ってしまいました。

今回はエントリーグレード制作の感想や、完成したガンダムのプロポーションなどの感想とまとめです。
調べてみたらエントリーグレードの今後の展開にも興奮しました。そのあたりも触れています。

エントリーグレードの基本情報

正式な名称は「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)」です。発売日は2020/12/9です。

価格は550円(税込)です。

残念なことにビームライフルやシールドはこのキットに含まれていません

エントリーグレードのパッケージはこのようになっております。箱では無くてビニール袋に入ってます。

 ランナーは2枚ですが色分けされていて塗装する必要がありません。しかも手でランナーからパーツを切り離しても大丈夫な成形技術を使っているそうです。これは凄い。まさに現在のバンダイの技術の結集と言えるキットです。

ランナーは2枚の色分け成形

そしてバンダイの公式を調べていたところなんとエントリーグレードのνガンダムもラインアップにあるそうです。これは欲しい!絶対買わなくてはいけませんね。公式サイトはこちらです。

写真みたらめちゃめちゃかっこよかったです。

νガンダム情報

発売日 2022/4月
価格 1,100円(消費税10%込)

■左肩とシールドのエンブレムはマーキングシールで再現。
■「HGUC 1/144 RX-93νガンダム」(別売り)の武装を装備することが可能。
【付属品】
■ビーム・ライフル×1
■シールド×1
■マーキングシール×1

与太話①

 私はファーストガンダムのリアルタイム世代だったのでかなりいい年なのですが、当時のガンプラといえば真っ白なランナーで”ほぼ全ての手足に合わせ目が見える"という、中々シビアなプラモデルキットでした。

その時のキットの価格ですが300円でした。
※ちなみに現在(令和4年)でもこれらは"旧キット"と呼ばれており入手可能です。感涙(T _T) です

当時のガンプラブーム下ではガンプラは本当に品薄でして、抱き合わせ販売もよく見かけました。イデオンのプラモとの抱き合せならまだマシな方で、アニメ原作でも何でも無いロボット戦争物語のわけわからんロボとの抱合せ販売がホントきつかったのを今でも覚えています。

組み立て開始

説明書を見ながらガンダムを組み立て開始です。本当に数十年振りです。

詳しい人や好きな人は誰でも知っていますが、最近のガンダムはスナップフィットと言う法式を採用しておりまして接着剤が不要になっています。部品をそのままランナーから外してパーツとパーツをパチンとはめ込むだけで組み立て可能です。

先ずは説明書通りに頭部から組み立てます。

6個のパーツで頭部が出来ています

頭部ができたので次は上半身のパーツを組み立てます。腕と胴体ですね。

説明を見るとランナーは手でもぎ取ってもいいようですが、欠けたりするのが気になってしまうA型ですのでニッパーで余裕を持って切り離しました。

ニッパーはセリアで売ってました

 腕の組み立てが完了しました。

胴体パーツに首と手をくっつけてみます。

次は腰の部分を組み立てます。

こんな感じになりました。

腰の完成です。

ニッパーで切り出しているのですがやはり小さなバリがあるので、カッターで少し綺麗に削ります。

カッター汚いですね

整えた後は紙やすりで少しだけ削って、跡が目立たないようにしました。虫眼鏡で見ないと気づかないレベルです。

まあとても小さな削り跡ですのでそこまで神経質になる必要も無いですが、気持ちの問題でしょうか。

下半身を組み立てる

左足から作っていきました。部品点数が少ないのにもかかわらず、合わせ目が出にくいパーツ構成になっているのに感動です。

5分ぐらいで左足完成です

与太話②

当時小学生だった私などは旧キットでえらい苦労しました。パテを盛り乾燥させ合わせ目を紙ヤスリで消していました。そんな経験があるので今のこのキットの完成度を見ると感動しかありません。

話は戻ります。エントリーグレードのガンダムの脚部で合わせ目が目立ってしまう箇所は脛とふくらはぎのところだけでした。それ以外の場所では合わせ目はほぼ現れません。これは凄いことです。

細かいこだわりに唸る

感心したのが足の裏部分で、何もしないと関節が丸見えなのですが、それを覆い隠す別パーツを被せることで自然な足裏になっています。細かい見栄えも良くしようという気合が伝わってきます。

被せるパーツのお蔭で綺麗な膝裏になります

本当にこんなキットが550円(税込)で良いのか?と作っていてずっと感心していました。

さて腰部分と足が組み上がりましたので、いよいよそれらを組み合わせます。

下半身の完成です。

カッコいい

合わせ目ですが脛の部分しか構造的に見えないようになっています。感動です。

いよいよ上半身と下半身の合体です。

ボールジョイントを挿すだけです

完成したので造形などを愛でてみた

前から見たところです。腰と胴体もボールジョイントなので若干傾けたポーズも取れますね。自由度が高いです。

後ろから見たところです。

後ろからの撮影です

 ちょっと角度を変えてみました。

ガンダムの顔ですが、目の黄色部分のモノアイの周辺はアニメでは黒色に塗られていますが、こちらのキットはこの黒の部分の塗装では無くてモノアイ周辺は何も無い溝となっています。

そのおかげで遠くから見るとモノアイ周辺が黒く縁どられているようになっているのです。アイディアが半端無いです。

550円とは思えない造形です

 最後にまとめです

可動域が広いです

小学生以来のガンダムのプラモデル組立てを行いました。40年ぶりぐらいだと思います。

当時は溶剤で部品を接着し、タミヤのモデルカラー赤、青、黄を買ってきて自分で薄め液で薄めてガンダムに筆で塗っていました。

旧キットは、関節もおまけ程度にしか稼働しないものでしたし、首も左右に向くだけで上下に動かないし、そもそもボールジョイントという概念も存在しない時代なので仕方ないことですが今と改めて比較してみると正直ショボかったですね。まあ仕方ない。時代とはそういうものです。

きっと昔から「カッコ良く見えるガンダム(ガンプラ)」を諦めること無く追求し続けたバンダイの努力と執念の結集した結果が今のガンプラブームなのかもしれないなあと思いました。研究してきた方々には頭が下がる思いです。

本当に現在のガンプラの成型技術とアイディアには驚かされます。

今回のエントリーグレードは「1/144スケール」なのでとても小さいのですが、それにも関わらずこの細かなディテールやプロポーションの良さ、関節の可動範囲の広さには惚れ惚れとします。

550円のキットでこの完成度です。この出来だとMG(マスターグレード)のガンプラも素組みでもかなりイケてるカッコいいものが完成するのでは?と思いました。

 と言うか実は以前近所の免税店で「ガンダムMG Ver2.0」と「ガンダムVer Ka(カトキ)」の二つを買ってあるのですが「塗装技術が無いしなあ」と諦めて放置していました。

今回素組みで作ってみたガンダムの出来栄えがあまりにも良かったので、これらのキットも素組でもかなりカッコいい状態で完成するのでないかと思います。

技術がないからといって諦める前に、せっかく素組みでもカッコいいものが作れるキットならば、取り敢えず作ってみるのもありかなと思っています。

それに接着剤も使わない素組であれば再度、バラバラにすることも出来そうです。
塗装技術を身に着けた暁には分解して塗装して、組み立てることも可能なのです。

なにが言いたいかと言いますと、

とりあえず素組みで作ってしまえ!

というのもありだなあ。と今では思います。

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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