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【DIY】子供用の木製ハンガーラックを自作後に拡張改造!設計図や注意点、製作記録など。端材利用で材料費0円達成!

子供たちのジャンパーやパジャマをかける専用の木製ハンガーを作ってみました。数年経過して収納力不足の為拡張したお話

子供達用のハンガーラックをDIYで作成したんですが、成長とともに服も大きくなりハンガーラックのキャパシティが減ってきていました。

そらそうです。

上の子(小学校高学年)が、幼稚園の時に作ったものなんですから。ターゲットは2歳児と5歳児向けだったのです。

ハンガーをかける幅なんて148mmしかありません。

下の写真が拡張前のハンガーです。

木製ハンガーラック作ってみた
幅僅か14センチ

その幅の棒にパジャマ部屋着パーカーなど小学生二人分の洋服を掛けていた為、完全に容量オーバーです。

 ハンガーラックを買えばいいんでしょうが、既存のラックを廃棄するのもモヤモヤするし「拡張するだけならば」と思って改造することにしました。

今回はそんな既存の「ちっちゃな木製ハンガーラック」を改造して収納力を倍増させたお話になります。

ちなみに材料費は本当にゼロ円でした。

現在家にある端材を並べてみます

押入れの中の資材入れ(ダンボール箱)をあさってみました。使えそうな資材を床に並べてみます。

木製ハンガーラック作ってみた
これだけ?

 土台に使えそうな板だけ見つかりました。670mm x 87mm、板厚は15mmですね。

今回のポイントは土台ですが、横幅は最低でも倍には広げたいのです。

問題が一点ありまして、ハンガーのパイプ部分に使えそうな部材が見当たりませんこれはまずいかも。暗雲立ち込めてきました。

最近端材を使いまくったので、そもそも在庫が底をつきそうです。

土台の設置面積は既存のものより増やします。これを怠ると、洋服を掛けた際にバランスを崩して倒れてしまいます。

上記の板を半分にカットした後、組み合わせて土台にしたいと目論んでいます。

設計図を書いてみました。

 ポイントは土台面積を広めに取ることです。

端材を基に設計しますが、土台と横棒さえなんとか決まれば、あとはなんとかなりそうですね。

発見した板材(端材)を半分に切って土台に転用するところだけがポイントです。

 設計図はこんな感じになりました。土台はシンプルなので設計図は不要と判断しました。

木製ハンガーラック作ってみた・設計図
正面のみです

組み立て用の部材を切り出します

一番重要な土台部分から製作します。 マイターボックスで切断しました。 

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた

木工ボンドで接着します。接着中の写真となります。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた

15分ほど待って接着完了です。

 マイターボックスで切断した方の断面は綺麗なんですが、反対側が汚いので5mm程カットして断面の仕上がりを合わせたいと思います。

切断開始です。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
綺麗に切断できました

断面は綺麗になりました。気持ち良いです。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
綺麗になりました

 これで土台は完成です。

既存の小さなハンガーラックを分解します

今回既存の旧ハンガーラックで必要な部品は垂直に立てる板2枚だけです。

その他の部材の土台と横棒はお役御免ですので、これらは再利用目的の端材にします。

分解ですが、木工ネジを緩めるだけでなんとかなりそうです。木工ボンドはあまり使っていないようですね(自分で作ってますが忘れています)。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
木工ネジを回収します

分解完了です。部材を並べてみました。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた・旧ラックを分解したところ
分解したハンガーラック

ここで想定外の事実が判明

何と分解した後、垂直板をみたらダボが付いていました。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
ダボは再利用します

 どうやらこの垂直部分の板は「ダボ+木工ボンド+裏からの木工用のネジ」で固定されていたようです。

意外と念入りに製作してますね。この小さなハンガーを作成したのが6年ぐらい前なので、制作時の事をきれいさっぱり忘れていました。

 ダボはそのまま使えそうなので、使わない手は無いですね。そのまま再利用です。

新しい土台にダボ穴を開けます。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
ダボ穴開けた所です

土台と垂直の板2枚を接合する

土台とダボ穴が完成したので、先ほど分解した垂直の板二枚を土台部分に接合します。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた

木工ボンドで接着します。

木工ボンドが固まったら今度は、土台の裏から木工ネジで固定します。左右4か所ですね。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
裏から2か所です

これだけやれば強度的には問題ありません。

次は垂直板2枚の間にハンガーを掛けるための横棒を切り出します。この棒の長さですが、先ほど接合した垂直板、二枚の間を計測してから長さを求めました。

実はこの棒、端材置き場を再度探索したところ、奇跡的に発見できました。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
失敗したら面倒なので丁寧に切断します

先にこの棒を目算で切断してしまうと、垂直板二枚の間隔ぴったりの長さにならない可能性がある為、横棒は最後に切り出しました。

最後のパーツを接合

ハンガーをかける横棒ができたので、垂直板の上方二箇所で挟み込むように木工ネジで固定します。

クランプで固定したかったので逆さまにしています。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
逆さまにして固定中です

 これで全ての組み立てが完了です。

完成しました!

廊下に出して撮影してみました。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた
完成です

 時間があればダイソーでニス( ウォールナット)を買ってきて塗装しても良いかもしれません。

ですが、前も言いましたが私は塗装する技術ゼロです。ちゃんと塗装出来る自信が全くないのでその技術を習得できるまで塗装はしばらくやめておきます。

完成したので洋服をかけてみた

とりあえず子供たちの洋服をかけてみました。

木製ハンガーラック(子供用)作ってみた

ハンガーの幅は今までの2倍以上になっているので収納力は単純に2倍以上にはなっていると思います。

ハンガーをかける横棒も高さを20mm程上げたので、今までよりは少し丈の長い洋服も掛けられるようになっています。

 まとめです

実はこの作業を長いことをやりたいと思っていたのですが、他のDIYで欲しいものが滞っていたせいでなかなかこちらの製作に取り掛かれませんでした。

最近殆ど、DIYでやりたかったことを実現してしまったので、とうとうこちらの改造を行う余裕ができたのです。

 材料費ゼロ円だったので非常に気分爽快です。

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!

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